
与野党6党の党首が5日、国会内で会談した。岸田文雄首相(自民党総裁)は能登半島地震について「災害対応には与野党の立場に違いはない」と表明。2023年度予算から予備費を支出するとともに、24年度予算案に計上する予備費を増額する方針も伝え、理解と協力を求めた。
首相は「復旧復興まで息の長い対応をしていかなければならない。与野党が一致して震災対応に万全を期すと確認したい」と強調。財政面で「切れ目なく機動的な対応を行えるようにしたい」と述べ、24年度予算案の早期成立を要請した。
会談には首相と公明、立憲民主、日本維新の会、共産、国民民主の各党党首が出席した。
時事通信