
日本航空と海上保安庁の航空機の衝突炎上事故が起きた羽田空港C滑走路は8日午前0時に運用が再開された。国土交通省が発表した。事故機の撤去は完了しており、今後、運輸安全委員会や警視庁が詳しく調べる。
同省によると、事故が発生した2日、羽田空港の滑走路4本すべてが閉鎖された。その日のうちに3本は再開したが、C滑走路は閉鎖が続いていた。事故後、国内線を中心に計1453便(7日午後4時時点)の欠航が生じたが、今後は解消される見通し。
事故機はそれぞれ施設内の別の場所に移して管理されている。運輸安全委は両機からボイスレコーダーなどの記録媒体を回収。警視庁も現場検証を終えている。
時事通信