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イスラエル軍、ヨルダン川西岸地区空爆で過激派幹部の殺害を報告

イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区ナブルスで、イスラエル軍による車への攻撃現場を確認するパレスチナ人の男性と子どもたち。(ロイター)
イスラエル占領下のヨルダン川西岸地区ナブルスで、イスラエル軍による車への攻撃現場を確認するパレスチナ人の男性と子どもたち。(ロイター)
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17 Jan 2024 11:01:58 GMT9
17 Jan 2024 11:01:58 GMT9

エルサレム:イスラエル軍は16未明、ヨルダン川西岸地区の空爆でパレスチナ武装勢力の幹部を殺害し、彼が計画していた「テロ攻撃」を未然に防いだと発表した。

アーメド・アブドラ・アブ・シャラルは、併合された東エルサレムでのテロ攻撃を含む、過去1年間の「多数のテロ攻撃」関与していたと軍は述べた。

「彼は、精密な空爆により排除された」と、軍は車両への空爆を映した動画リンク付きの声明で述べた。

ラマッラーのパレスチナ保健省は、「占領軍(イスラエル)によって車両爆破で殺害された身元不明の殉教者」の遺体がナブルスの病院に収容されたと発表した。

軍によると、アブ・シャラルは「彼の組織の構成員が差し迫ったテロ攻撃を行おうとしている」という情報に従って殺害されたという。

軍は詳細を明らかにしなかったが、彼は昨年4月に東エルサレムのシモン・ハツァディク地区で銃撃事件を起こし、住民2人が負傷した。

アブ・シャラルはまた、10月にイスラエル軍を爆弾で攻撃し、兵士1人が負傷した。軍は、兵士が標的となった場所については特定していない。

「アブドラの指導の下、ナブルスのバラタ(難民)キャンプのテロ組織は、イランの支援により資金と指導を受けていた」と軍は主張した。

10月7日にガザでイスラエルとハマスの戦争が始まって以来、ヨルダン川西岸地区では、2000年から2005年の間に起こった第二次パレスチナ蜂起(インティファーダ)以来見られなかったレベルの暴力が発生している。

イスラエル軍の襲撃や入植者による攻撃により、双方の情報源に基づいてAFPが集計したところ、同地域では約350人が死亡している。

AFP

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