木原稔防衛相は2日の記者会見で、能登半島地震を受けて1月2日に発足させた陸海空3自衛隊の部隊による「統合任務部隊」の編成を解除したと発表した。発災から1カ月がたち、海上自衛隊の艦艇から陸上自衛隊のヘリで物資を運ぶといった活動が減ったための措置。
統合任務部隊は陸自中部方面総監を指揮官に、最大で1万4000人の態勢を取った。当面は陸自を中心とした1万人態勢に移行し、物資輸送や給水、給食、入浴などの生活支援を軸に活動を継続する。
時事通信