




東京:岸田文雄首相は金曜日、来日中のヨルダンのビシェル・ハー二・アル・ハサウネ首相と首脳会談およびワーキングディナーを行った。
岸田氏はパレスチナ・ガザ地区の危機的な人道状況と情勢の不安定化について深刻な懸念を表明、人道状況の改善や地域の緊張緩和に向けて日本が外交努力を続けていることを伝えた。
ハサウネ氏もまた、ガザ地区でのヨルダンの取り組みを説明し、日本の支援を高く評価した。両首脳は中国、北朝鮮、ロシア、ウクライナの情勢についても意見交換した。
岸田氏は能登半島地震被害へのヨルダンからのお見舞いのメッセージに謝意を表した。
ハサウネ氏はヨルダンの経済と財政近代化への取り組みを説明し、日本の一貫した支援に謝意を表明。岸田氏は、ヨルダンの努力を引き続き支援すると応じた。
両首脳は防衛・安全保障分野での連携が強化されていることを歓迎。ハサウネ氏は、国交樹立70周年を機に両国の関係をさらに強化したいと述べた。