
東京: 海上保安庁は6月6日、米国沿岸警備隊(USCG)、韓国沿岸警備隊(KCG)と初の合同海上捜索救助訓練を実施する。
これは、3つの沿岸警備機関の協力関係を改善することを目的とした意向書の調印以来、初の合同訓練となる。
また、USCGとKCGの巡視船が舞鶴港に寄港し、海上保安庁の施設を見学する。
訓練は、公海上で2隻の船舶が衝突し、火災が発生したという想定で行われる。海上保安庁、米国沿岸警備隊、韓国沿岸警備隊は、舞鶴救難調整センターと韓国の東海救難調整センターとの間で、遭難した船舶の情報を共有し、通信に関する協力関係を検証する。
また、漂流状況や捜索海域の状況を推定する捜索・救助計画立案訓練、救命いかだの回収、乗組員の捜索・救助の合同訓練を行う。
訓練には、沿岸警備隊の船舶、ヘリコプター、ドローン、航空機が参加する。