
東京:都知事選を1週間後に控えた土曜日、現職の小池百合子知事は街頭演説し、東京を「世界で一番の都市として確立していきたい」と訴えた。
それは壮大な野望かもしれないが、候補者たちは皆、日本の首都での生活を楽にしていかなければならないことを認識している。小池氏は「東京を守り、そのためには人を守る。命を守り、命を育んでいくお母さんたちも守る」と声を上げた。
ベテラン政治家である小池氏は、今回の都知事選で23区初となる街頭演説を都北東部の足立区・北千住駅前で行った。
「足立区の中小企業を守る。経済は守り、育てていく。さらには水害、地震に強い足立区、東京にしてまいりたい」と小池氏は語った。 「任期8年の間、東京都政を預かり、1 期目は財政改革を進めた。また情報公開をしっかりと進め、見える化を進めてきた。2 期目ではコロナ禍において一人でも多くの命を守ることを徹底してきた」
「3 期目も都政をさらに良くしていきたい。 都民の命を守ることは極めて重要である」
赤ちゃんを抱いた女性はアラブニュースジャパンに、「小池さんにはとても期待している。子育て世代に強いと思う。子供にいろいろなことをしてあげたい」と話した。
今回の選挙戦において小池氏の主なライバルで、無所属で出馬した蓮舫・元参院議員は、神宮外苑再開発計画をめぐって小池氏を遠回しに攻撃している。一方、元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、若者たちを助けたいと語った。 一方、石丸伸二・前安芸高田市長は教育の重要性を掲げている。
投票は7月7日に行われる。