

東京:アラブ連盟のアハマド•アブルゲイト事務総長は木曜の夕方、東京に新たに開設されたパレスチナ大使館を表敬訪問し、アラブ高官として初の歴史的な訪問を行った。
ワリード・シアム駐日パレスチナ大使と外交官らは、アブルゲイト事務総長を温かく出迎え、東京の港区にある4階建てのビルを案内した。
アブルゲイト事務総長は、アラブニュース・ジャパンに対し、この大使館の開館がパレスチナ国家の台頭とパレスチナ人の正当な闘いに大きく貢献することを期待すると述べ、賞賛の意を表した。
パレスチナ大使館のビルは、カタール、アルジェリア、パキスタン、イラン、フィンランド、韓国、ドイツなどの大使館が集まる、東京では大使館地区として知られるエリアにある。
アブルゲイト事務総長は、アラブ連盟のホーサム•ザキ事務次長と共に訪問中、パレスチナ産のデーツを贈られ、記者会見などが行われるイベント用ホールがある大使館の建物の歴史について説明を受けた。
アブルゲイト事務総長はシアム大使に、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長へよろしくお伝えください、とメッセージを託した。
また、パレスチナの大義と2国家解決に対する日本の揺るぎない支援に対し、明確に謝意を表明するとともに、日本のパレスチナ人に対する継続的な支援を賞賛した。
この訪問に先立ち、アブルゲイト事務総長は河野太郎大臣および外務委員会メンバーらと会談を行い、7月11日と12日には東京で、外務省とアラブ連盟で共催された日本・アラブ経済フォーラムに出席した。