
東京:鈴木史朗長崎市長は火曜日、核兵器の危険性を世界に喚起する演説を行った。
長崎は1945年8月9日に原子爆弾で攻撃され、約7万5千人が命を落とした。鈴木氏は、ウクライナや中東における核保有国の紛争など、世界が直面している緊迫した国際情勢を指摘した。
「核兵器がある限り、リスクは常にある。原爆の現実と、きのこ雲の下で実際に起こったことを伝えることが重要だ。」
「日本が核兵器廃絶の議論を促進し、推進するリーダーであることが重要である。核軍縮への道のりは厳しくなっており、人為的なミスや判断ミス、あるいはテロ攻撃によって、核兵器が再び使用される危険性がある。」
鈴木市長は、原爆被爆者が亡くなっていく中、若者がいかに核軍縮の推進をリードしているかについて言及した。
「亡くなられた方々は、1945年に起こったこと、そして核兵器の恐ろしさについての “静かな証人 “なのだ」と市長は語った。
長崎の3日前に被爆した広島と同様、長崎にも原爆の恐怖を伝える資料館がある。この歴史は、核攻撃を経験したことのない未来の世代に語り継がれなければならないと市長は述べている。