Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • サウジがパレスチナ人とイスラエル人の間の更なるエスカレーションを警告

サウジがパレスチナ人とイスラエル人の間の更なるエスカレーションを警告

イスラエルが1967年の中東戦争後にエルサレムに併合した占領地にあるネヴェ・ヤアコフのシナゴーグ付近でカイレ・アルカムが少なくとも7人を射殺した後、東エルサレムのア・トゥールのパレスチナ人銃撃犯アルカムの家に向かって歩くイスラエル国境警察官(2023年1月28日)。(ロイター)
イスラエルが1967年の中東戦争後にエルサレムに併合した占領地にあるネヴェ・ヤアコフのシナゴーグ付近でカイレ・アルカムが少なくとも7人を射殺した後、東エルサレムのア・トゥールのパレスチナ人銃撃犯アルカムの家に向かって歩くイスラエル国境警察官(2023年1月28日)。(ロイター)
Short Url:
29 Jan 2023 12:01:46 GMT9
29 Jan 2023 12:01:46 GMT9

リヤド: サウジアラビアは28日、パレスチナ人とイスラエル人の間の状況が更に危険なエスカレーションに陥っていると警告したと、サウジ通信が報じた。

サウジアラビア外務省は、王国は民間人を標的とすることを非難し、エスカレーションをやめ、和平プロセスの復活と占領の終結に取り組む必要性を強調したと、声明を発表した。

エルサレムのシナゴーグで27日に銃乱射事件により7人が死亡し、また28日の朝には同市内で別の襲撃事件により2人が負傷した。

この銃撃事件は、ヨルダン川西岸地区のジェニン難民キャンプでイスラエル軍の作戦により9人のパレスチナ人が殺害された後に発生した。

また28日、ロシア外務省は、イスラエル・パレスチナ紛争の新たな激化を示すイスラエルとヨルダン川西岸での暴力事件を受け、「最大限の自制」を呼び掛けた。

「我々は、今回の事態の進展を深い懸念をもって受け止めている。我々はすべての当事者に最大限の自制とさらなる緊張の激化を防ぐよう要請する」と同省は声明で述べている。

また声明は、「最近の事件は、パレスチナとイスラエルの建設的な対話を緊急に再開し、一方的な行動を放棄する必要性を明確に裏付けるものである」と付け加えた。

欧州連合は、今週のエルサレムでの襲撃事件を非難し、イスラエルに対し、武力行使は最後の手段としてのみ行うよう要請した。

「欧州連合は、今回のテロリストの襲撃で明らかになったように、イスラエルの正当な安全保障上の懸念を十分に認識しているが、武力行使は生命を守るために絶対に避けられない場合の最後の手段としてのみ行われなければならないことを強調しなければならない」と、欧州連合のジョセップ・ボレル上級代表は述べている。

ドイツのオラフ・ショルツ首相は28日、エルサレムでの「恐ろしい」襲撃事件に「深い衝撃」を受けたと述べた。

「イスラエルの中心部で死者と負傷者が出ている」と同氏は語った。

(with AFP)

特に人気
オススメ

return to top