
ソウル:ゴミを積んだ北朝鮮の気球が、韓国大統領府の近くに着陸したと、大統領警護庁が水曜日に発表した。
風船によって運ばれたゴミは、龍山地域の政府複合施設周辺で確認された。
風船に積まれていたものには、汚染物質やその他の危険物は含まれていなかったという。
5月以来、北朝鮮は定期的に数百の様々な’ゴミを乗せた風船を、厳重に警備された韓国との国境を越えて飛ばしており、韓国軍は北をターゲットにした拡声器放送を再開した。
北は、脱北者や 韓国の活動家たちによる継続的なプロパガンダ・キャンペーンに報復していると述べている。韓国は定期的に北朝鮮に、食料品、医薬品、お金、K-POPのビデオやドラマが入ったUSBメモリと一緒に、反ピョンヤンのビラを入れた風船を送っている。
韓国軍が確認したところによると、北朝鮮は水曜日にゴミを積んだ風船を送ってきたという。
合同参謀本部は、「現在の風向きが西風であるため、南を狙ったゴミ風船は京畿道北部に向かっている」と述べた。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が数十年の伝統を破り、より人里離れた青瓦台から引っ越した後、2022年以降、韓国の大統領府はソウルの中心地である龍山(ヨンサン)に置かれている。
ロイター