木原稔防衛相は26日、自民党国防部会などの合同会議に出席し、能登半島地震に伴う自衛隊の災害派遣を今月末で終了すると明らかにした。原発事故関連作業などを除く震災対処としては、東日本大震災を超え過去最長となっていた。
自衛隊は地震が発生した元日から活動を開始。現在、石川県珠洲市の入浴支援に約120人態勢で従事している。木原氏は「地元の民間入浴施設の再開や水道の復旧などに伴い、8月末日をもって災害派遣撤収となる」と説明。9月2日から撤収作業に入る見通しという。
時事通信