東京: 日本におけるサウジアラビアの文化・教育を推進する重要な機関であるサウジアラビア大使館文化部は、ガージー・ビンザグル駐日大使およびバドル・アルオタイビ文化庁長官出席の下、卒業生、生徒と共に建国記念日を祝うイベントを開催した。
ビンザグル大使は冒頭の挨拶で建国記念日の歴史的意義について触れた。「この重要な機会に、建国者アブドルアジーズ·ビン·アブドルラフマン·ファイサル·アル·サウード師と献身的な信奉者たちが国家統一、安全強化、近代国家創建のために行った偉大な努力に想いを馳せます。その努力は神の啓典(クルアーン)と平和を戴く使徒(ムハンマド)の慣行、正義と公正に確固たる基礎が置かれていました。
二つの聖なるモスクの守護者、サルマン·ビン·アブドルアジーズ·アル·サウード国王とムハンマド皇太子の指導の下、王国は国際的な安全と平和の実現に向けた確固たるコミットメントを通じ、地域的にも国際的にも地位を強化してきました。私たち全員にとって安心の源です」
いかなる場所においても、平和と安定を確立する手段として寛容と協力、対話を強調する大使の姿は聴衆の共感を呼び起こし、責任感と共同体意識が共有された。
オタイビ長官はビンザグル大使の言葉に賛意を示した。「私たちは過去から現在に至るすべての業績、国が発展し繁栄するために取られたすべての措置に対する敬意と謙虚さを抱いてここにいます。私たちは偉大な物語の一部であり、それは私たちの心に根ざした国の物語であり、知識の一部が日々更新されているのです」
「私たち皆が一つになって、すべての都市に祖国の旗を立て、その旗を掲げ、私たちの遺産の守護者となり、証人となり、大切な国のために心から祈り、より良い未来と将来の世代のために努めましょう」
オタイビ長官は、サウジアラビアの建国記念日は単なる記念日ではなく、「与えることと忠誠を貫き、私たちが力と決意を得るこの国の愛の中で行動するようにという呼びかけなのです」と付け加えた。
日本の卒業生や学生たちは、学びや経験への喜びを語った。また経験や研究、文化交流と国際教育から得られる肯定的な影響について強調した。東京の上智大学博士課程のムハンマド・マドリー氏は、日本留学で培った豊かな経験と、王国に持ち帰り大きく貢献したい意気込みを語った。
拓殖大学の野村明史博士はサウジアラビアで生活し、王立大学で学んだ多くの経験に触れ、両国の科学的な交流、学生の交流の拡がりを称賛した。