
文部科学省は13日、全国の国公私立の小中学校や高校、特別支援学校などで、新学期の授業を開始した割合は38%だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言の対象となった7都府県では6%にとどまった。
調査は10日時点。7都府県の内訳は幼稚園が27%、小学校は0%、中学校1%、高校2%など。国公私別では私立が24%、国公立が0%だった。
一方、全国の大学と高等専門学校の85.8%が、授業開始の延期を決めたり、検討したりしていた。インターネットを使った遠隔授業を実施するのは、国公私立大などの47.4%。
JIJI Press