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東京: 海上保安庁国際戦略部の機動協力隊はこのほど、ジブチ沿岸警備隊（DCG）に海上安全・保安に関する能力向上支援を実施した。

海上保安庁は、国際協力機構（JICA）の支援を受けて、10月17日から11月2日まで、外国海上保安機関に対する能力向上支援の専従部門「海上保安庁 MCT（Mobile Cooperation Team）」３名をジブチ共和国に派遣した。

海上保安庁は、日本にとって重要な海上輸送路に接するジブチ周辺の海上保安に貢献するため、引き続きDCGを支援していく。

海上保安庁は2日発表した声明で、「法の支配に基づく『自由で開かれたインド太平洋』の実現のため、他の海上保安機関との協力を引き続き強化していく」と述べた。

海上保安庁はまた、インド太平洋地域の海上保安機関に技術支援を提供するとしている。

海上保安庁はジブチ沿岸警備隊に対し、DCGの陸上施設やボートを使った乗船訓練、停船・追跡訓練を実施した。また、教官候補生の指導や指導方法に関する助言も行った。