


東京:石破茂首相は日曜日、与党・自由民主党(LDP)の第92回党大会で、「常に前進を目指す保守政党として党を立て直し、前に進める」ことを誓った。
「日本の真の支配者である国民の声に謙虚に耳を傾けることを約束します。我々がかつて持っていた謙虚さを取り戻すことを目指しています」と、石破首相は公明党や労働組合のリーダー、自民党の数百人の党員が集まる盛大な会合で強調した。
昨年10月に首相および自民党総裁に就任して以来、石破首相は国民に自身が「適任者」であると納得させるのに苦戦してきた。
「高騰する物価に苦しむ幅広い人々を支援し、各地域の実情に即したきめ細かな対策を実行していくことをお約束します」と石破首相は述べ、これらの差し迫った問題に対する取り組みに専念する姿勢を強調した。
さらに石破首相は、若者や無党派層への訴求力を強化し、より包括的で魅力的な政治環境を作り上げたいとの考えも示した。
石破首相はまた、日本国民が支払う医療費を引き上げる計画を撤回したことも変更点の一つとして挙げた。
今夏に予定されている参議院選挙は、与党にとって最大の懸念事項であり、多くの議員が自身の議席に対する影響を心配している。参議院は日本の二院制国会の上院であり、議員は6年間の任期を務める。日曜日の党大会では、音楽や著名な日本のアーティストによる歌、さらには現代ダンスショーなどで祝賀ムードを演出し、石破首相の指導のもとで前向きなエネルギーを発信し、政治を再生し、与党の地位を維持することを約束した。
石破首相の演説では、政府が直面している主な課題として、医療費問題や物価高騰に対する社会的対策などが取り上げられた。
石破首相率いる自民党は少数与党であり、主要な法案を通過させるためにいくつかの小規模政党と妥協せざるを得ない状況である。自民党は衆議院465議席のうち196議席、参議院248議席のうち113議席を保有しています。石破政権を支える小規模連立与党である公明党は、衆議院で24議席、参議院で27議席を保持している。