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日本の外相、サウジアラビアを訪問

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26 Apr 2025 07:04:14 GMT9
26 Apr 2025 07:04:14 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:岩屋毅外務大臣は、4月30日と5月1日にサウジアラビアを訪問する。ニューヨークの国連とアフリカのセネガルへの訪問を兼ねての外遊だ。

2月の外相戦略対話に続き、岩屋外相はサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウド外相と緊密に意見交換し、ガザ、シリア、イラン、紅海情勢などの問題や、日本とサウジアラビア、その他のアラブ諸国との連携強化について話し合う予定だと、外務省高官がアラブニュース・ジャパンに語った。

同高官は、日本はサウジアラビアをアラブ・イスラム世界のリーダーであると考えているとし、さらに「G20のメンバーである唯一のアラブ諸国であり豊富な石油資源を持つサウジアラビアは、OPECにおいて重要な役割を果たしてきた。現在の中東の不安定さを考えると、サウジアラビアはこの地域の重要な安定化勢力として機能しており、米国との強い関係を維持している」と語った。

日本は、サウジアラビアとの既存のエネルギーパートナーシップにとどまらない多様な経済関係の強化を目指している。今回の訪問は、昨年再開された日 • サウジアラビア経済連携協定(EPA)交渉の最終合意に向けた取り組みを加速させるものと期待される。さらに、日本はサウジアラビアの 「サウジ・ビジョン2030 」の一環である脱炭素化と産業の多様化の目標を支援することにコミットしている。

日本はまた、トランプ政権やロシアと強いつながりを持つサウジアラビアの国際社会における役割も認めている。

2月には、岩屋外相とファイサル外相の間で第2回外相戦略対話が東京で開催された。直近では2023年9月にも日本の外務大臣がサウジアラビアを訪問している。

日本とサウジアラビアの関係には長い歴史があり、日本は原油の約40%をサウジアラビア

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