


東京:金曜日に入場者数の新記録を樹立した大阪・関西万博は、驚くほど人気なだけでなく、大きなインパクトもある。しかし、来場者の中には、特にメイン・パビリオンにアクセスしようとする際に、混雑が酷すぎると感じている人もいる。
日本国際博覧会協会によると、5月23日の入場者数は13万人を超え、4月13日の初日入場者数12万4339人を上回った。当初は4万人から9万人程度だったが、5月中旬以降は平日でもコンスタントに10万人を超える入場者数を記録している。
入場者数が最も多い東ゲートは、オープン当初から1.5倍に拡張された。
より多くの来場者に対応するため、万博では「ナイトチケット」の入場時間を1時間早めて午後4時からとするなどの変更を行っている。パビリオンの当日予約は、入場後10分後から万博公式サイトで受け付けているが、混雑のため、ウェブサイトへのアクセスから予約までに最大90分かかることもある。
中でもサウジアラビアとアメリカのパビリオンは人気が高く、1時間以上の行列ができることもしばしば。
午後8時ごろの閉館時間になると、近くの駅は帰宅を急ぐ観光客で混雑する。
万博協会では、半年間で2,820万人の来場者を見込んでいる。予約が必要なパビリオンには、予約枠の拡大策を要請する方針だ。