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気象庁長官は、7月に地震が発生するという噂はデマ、国民に心配しないよう呼びかけ

2021年3月6日、宮城県南三陸町にある、2011年の地震と津波で破壊された旧結婚式場「高野会館」の正面。(AP)
2021年3月6日、宮城県南三陸町にある、2011年の地震と津波で破壊された旧結婚式場「高野会館」の正面。(AP)
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13 Jun 2025 11:06:40 GMT9
13 Jun 2025 11:06:40 GMT9

東京:日本の気象庁長官は金曜日、今夏に日本で大規模な地震が発生するという広範な噂を「科学的根拠のないデマ」と一蹴し、最も進んだ科学でも地震や津波を予測することはできないため、心配する必要はないと述べた。

「現時点では、地震の発生時刻、場所、規模を予測することは依然として不可能だ」と、気象庁の野村竜一長官は記者団に述べた。「そのような予測はデマであり、そのような誤った情報に不安を感じる必要は全くない」と述べた。

野村氏は、香港や他のアジアの都市で広まった、7月に日本で大規模な地震や津波が発生するという噂が、飛行機の欠航や便数の削減を引き起こし、観光業に影響を与えていることを指していた。

彼は、多くの人が誤った情報に影響を受けていることは「残念」だと述べたが、目に見えないものに対する人々の不安感には共感すると述べた。

この噂は、2022年に発行された日本の漫画『私が見た未来』に、津波を予見する夢のシーンが登場し、中国語版も発行されたことが発端だ。今年初頭からソーシャルメディアを通じて、主に香港で拡散し始めた。

著者は、2011年に日本北部で発生し、1万8,000人以上が死亡した地震と津波を予言したとされ、以前注目を浴びた。

太平洋の「火の輪」に位置する日本は、世界で最も地震の多い国の一つだ。

昨年夏、地震学者のパネルは、日本の太平洋沿岸でメガ地震の発生確率がやや上昇していると指摘した。政府は意識向上週間を企画したが、パニック買いやビーチの閉鎖、その他の過剰反応や苦情を引き起こしただけだった。

野村氏は、科学的な情報を人々に伝えることは重要だが、地震多発国であるこの国では、誰もが早期の対策を講じる必要があるとも述べている。

「日本では、地震はいつでも、どこでも発生する可能性がある」と野村氏は述べた。「この機会を利用して、皆さんが大地震に備えるようお願いします」

AP

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