
東京:香港からの観光客が地震の噂で3分の1に減少したにもかかわらず、今年最初の6ヶ月間に日本を訪れた観光客は2150万人となり、前年同期比で21%増加したことが水曜日に公式発表された。
日本政府観光局(JNTO)は声明で、「6ヶ月間で2000万人を超え、過去最速のペース」と述べた。
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、6月だけで7.6%増の340万人を記録した。
この数字は、中国、韓国、シンガポール、インド、アメリカ、ドイツからの観光客が前年比で急増したことによって押し上げられた。
しかし、香港からの旅行者数は33.4%減少した。JNTOは、日本での大地震を警告するネット上の噂を理由に挙げている。
2024年には香港から日本への渡航者は270万人近くに上った。
地震がいつ起こるか正確にはわからないが、恐怖を煽るような予測は中国の都市住民の間で広く広まっている。
2025年7月に大規模な自然災害が起こると予言する日本の漫画–作者の夢に基づく–を引用した投稿もあった。
日本当局はこの噂はデマだと繰り返し述べている。
政府は、2030年までに年間観光客数をほぼ倍増の6000万人にするという野心的な目標を掲げている。
観光客を全国に均等に分散させ、春の桜や鮮やかな秋の紅葉を目当てにした観光客がボトルネックになるのを避けたいのだと当局は言う。
しかし、イタリアのベニスのような世界的な観光地と同様に、古都京都のような観光地では住民からの反発が強まっている。
AFP