
ニューデリー: 退陣する安倍晋三首相とインドのモディ首相は木曜日、新型コロナウイルス後の国際社会における進路を決める上で、両国の強力なパートナーシップが重要であることに同意した、とインド当局は述べた。
慢性的な健康問題により退陣する安倍首相とナレンドラ・モディ首相は、両国の軍隊間で相互に物資と役務を提供するためにお互いの基地を利用できるようになる協定を歓迎した。
インド外務省のAnurag Srivastava報道官は声明のなかで、「両首脳はこの協定で両国間の防衛協力を深め、インド太平洋地域の平和と安全に貢献することに同意しました」と述べた。
また両首脳は電話会談で、インドの都市ムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道プロジェクトを含む、日印特別戦略的グローバル・パートナーシッププログラムの状況を確認した。
12月、安倍首相はインド北東部のアッサム州で行われる予定だったモディ首相との会談をキャンセルした。アッサム州では宗教に基づいて市民権を付与し、イスラム教徒を除外する新しいインドの法案に反対する街頭抗議が起きていた。
安倍首相は両首脳による毎年の相互訪問の一環としてアッサム州とマニプル州を訪れ、安全保障と経済的関係についてモディ首相と話し合う予定だった。
AP通信