
東京:日本と韓国は北朝鮮によるいかなる脅威にも対抗するために、連携しなければならない、と日本の菅義偉新内閣総理大臣は9月24日、韓国の大統領に語り、不安定な隣国同士の冷え込んだ関係を修復するように求めた。
この2つのアメリカ同盟国同士の関係は、戦時中の歴史や貿易の問題、とりわけ1910年から1945年の日本の植民地支配の期間に、日本企業で強制的に働かされた韓国の徴用工問題をめぐって、この1年間で急激に悪化している。
「我々は現在非常に厳しい状況にある両国関係をこのまま放置してはならない、と私は文大統領に言いました」と、韓国の文在寅大統領との電話会談の後、菅首相は報道陣に語った。
「北朝鮮やその他の諸問題に対処するためには日韓、日米韓の連携は重要です」
日本は「わが国の一貫した立場に基づいて、今後も韓国に適切な対応を強く求めて」いきたい、と菅首相は語った。しかし、同首相は詳細には述べなかった。
韓国側がこの電話会談を申し出ていた、と日本は述べた。
先週、菅首相に宛てた書簡の中で、文大統領は関係改善のために、いつでも話し合いの席に着く用意がある、と書いていた。
菅氏は先週、内閣総理大臣として安倍晋三氏と交代した。
ロイター通信