
アラブニュース・ジャパン
6月29日に、アントニー・ブリンケン米国務長官と茂木敏充外相が20分間の会談を行い、G20での協力関係を確認した。
ブリンケン長官は会談について、「日本の茂木外相との会談を非常に嬉しく思う。我々は両国が、二国間関係を強化し、共通の地域の優先事項に対処するために、G20での協力関係も含めて共に取り組んでいくことに対する両国の深いコミットメントを再確認した」とツイートした。
I was very pleased to meet with Japanese Foreign Minister Motegi. We reaffirmed the deep commitment of both our countries to working together to strengthen our bilateral relationship and to address our shared regional priorities, including through cooperation at the G20. pic.twitter.com/PtHluRBycK
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) June 29, 2021
茂木外相とブリンケン長官は、イタリアのマテーラで開催されている先進国・新興国主要20ヵ国からなる外相および開発担当大臣らの会議に合わせて会談を行った。
茂木外相は、英国のドミニク・ラーブ外相、イタリアのルイジ・ディ・マイオ外相とも会談を持った。
茂木外相とラーブ外相は、今月中旬に英国で開催された気候変動などの諸問題に関するG7首脳会議での成果を、次回のG20首脳会談に繋げていくことの重要性を再確認した。両者はまた、安全保障面での協力を推し進めていくことについても合意した。
茂木外相とブリンケン長官の会談は、日米の強固な同盟関係を示すもので、米国務省の公式ウェブサイトは、「日米同盟は過去60年以上にわたりインド太平洋地域や世界全体における平和、安全保障、繁栄の礎となってきた」と述べている。
米国と日本は、新型コロナウイルス感染症や気候変動といった課題の克服や、世界的な人権の強化に協力して取り組んでいると同ウェブサイトは述べている。
日米間の絆は、1月末に菅義偉首相とジョー・バイデン米大統領が電話会談を行った際により明確となった。菅首相はバイデン大統領と会談を行ったアジア最初の首脳だった。
*時事通信との共同