
フィジーのオリンピック代表チームとともに東京に向かう予定となっていた関係者が、新型コロナウイルスの検査で陽性となったため、チームから離脱した。
フィジースポーツ協会と国内オリンピック委員会は、検査で陽性者が出たことを木曜日に認めたが、該当者の役割については言及しなかった。
東京オリンピックプレイブックに記載されているガイドラインに従って、フィジー代表チームは日本への出発前に96時間隔離されており、チームメンバーには出発の72時間前に検査が行われた。
アスリートほか、オセアニア国内オリンピック委員会の役員、スタッフを含むフィジー代表団は、木曜日の夜に東京に向けて出発する予定となっている。
フィジー国外に拠点を置く、7人制ラグビーの男女チーム、短距離走のバヌーヴ・タバカウコロ選手、水泳のシャイアン・ロヴァ選手は、出発前にチームに合流する。
同国保健省によると、フィジーは4月以降、主要なコミュニティーでの新型コロナウイルスの急増と闘っており、感染者6,500人以上、死者42人を出している。
AP