
アハマド・ジャマル・エル・ディン
東京:駐日UAE大使のシハブ・アハマド・アル・ファヒーム氏が東京オリンピックに参加している選手の宿舎を訪ねた。その際大使は、UAEに捧げられた選手団の努力は、理想的な姿で母国を代表する真摯な姿勢の最大の証であり、母国への忠誠および、歴史や文化、固有性に対する誇りを示していると強調した。
大使は今年、東京オリンピックとドバイ博覧会という2つの重要イベントが開催されることに自信をのぞかせた。博覧会は中東やアフリカ、南アジアの中では初の開催となり、「Connecting Minds and Creating the Future」というスローガンを掲げている。
「こうしたイベントは、世界全体の前で高く掲げられた母国の国旗を見た際に誰もが感じる、誠実で名誉ある心情を表しており、全員が誇りと喜びを感じる」と大使は語った。
2つのイベントは、昨年から今年へ延期されるという異例の状況にある。それにもかかわらずイベントを開催する上での願望や決意、献身といった面において、オリンピックとドバイ博覧会は同じ精神を有している、とアル・ファヒーム大使は続けた。東京オリンピックは素晴らしい開幕式でスタートし、組織委員会は、成功とチャレンジという確固としたコンセプトのもと、予防策に万全の体制で臨んでいる。ドバイで10月に開幕する博覧会を優れた成功に導く上で、そうした状況は幸先の良いものだ。