
ドバイ
アラブ首長国連邦と日本の貿易・投資関係が成長したことにより、この湾岸国を訪問する日本人の数も増加している。
ドバイは既に、日本人観光客のお気に入りの目的地として見なされており、2018年には104,800人を受け入れている。
ドバイ政府観光・商務局(DTCM)によると、2017年には15.3%の成長を記録したという。
2019年上半期には、日本人訪問者数は58,000人を超え、前年同期と比べて10%の増加となったと、DTCMは発表した。
高官は、投資を促進し、両国の中小企業に支援を提供する取り組みも行っていると話す。
アラブ首長国連邦のスルタン・ビン・サイード・アル・マンスーリ経済大臣は最近、二国間の経済関係の継続的な発展と成長を賞賛した。
両国間の非石油貿易額は、およそ535億ディルハム(146億ドル)に達したと、彼は発表した。
日本の投資は、UAEの発展に、特に先端技術や再生可能エネルギー、交通、航空、保健などの分野の発展に貢献したと、彼は付け加えた。
アル・マンスーリ大臣は、UAEには100を超える日本企業、200の日系代理店、1万件を超える登録商標が存在すると語った。日本のUAEに対する投資は約143億ディルハム(39億ドル)に達したと、彼は付け加えた。
二国間関係は極めて良好で、両国の利益のために実施されてきた合同プログラムやイニシアティブにより、さらに強化されたと、彼は付け加えた。
両国は、関係を発展させるために、新たな技術にも注目している。BtoBのマーケットプレイスを実現し、ホテルやツアー事業者が直接つながることを可能とするブロックチェーン、ツーリズム2.0をDTCMが発表することは、グローバルな観光・ビジネスイベントの主要な目的地としてのドバイを確立するという、同局の使命を後押しすることになるだろう。
ドバイ観光の報告によると、2019年1月から6月までの間に、ドバイは836万人の外国人観光客を迎え、前年同期から3%の増加となった。
ドバイは2020年までに2000万人の訪問者の受け入れを目標に掲げている。2017年には1579万人を迎え入れ、前年比6.2%の増加となった。