
東京
日本の今上天皇徳仁陛下と雅子皇后陛下の一人娘でいらっしゃる愛子内親王殿下が日曜日に18歳になられた。
愛子内親王殿下は現在学習院女子中・高等科に在籍中の高校3年生で、来年の春には大学に進学されるご予定だ。
宮内庁によると、愛子内親王殿下は高校最後の年を楽しんでおられ、常に勉強をされておられると同時に、体育大会や文化祭でも積極的な役割を果たしておられるとのことだ。
9月に開催された体育大会では、愛子内親王殿下のチームが学年対抗のバスケットボールのドリブル競争で優勝された。愛子内親王殿下の中学・高校の計6年間で、この大会で愛子内親王殿下が優勝されたのはこれが初めてのことだった。
愛子内親王殿下はチームの代表としてトロフィーを受け取られた。
また大会では、愛子内親王殿下のクラスは2つのカテゴリーで優勝された。
11月上旬に開催された文化祭では、愛子内親王殿下はボランティアの生徒たちによるダンスのパフォーマンスに参加された。
プログラムの最後に登場した愛子内親王殿下のグループは、チームの衣装を着て日本と外国の計5曲の音楽に合わせて踊られた。今上天皇徳仁陛下と雅子皇后陛下も愛子内親王殿下のパフォーマンスをご覧になった。
愛子内親王殿下は、4月に退位され上皇明仁陛下となられた当時の天皇陛下にかわって5月に天皇となられた今上天皇徳仁陛下のご即位に関連する一連の行事に関心を示された。
今上天皇徳仁陛下は行事に関するニュースでの報道を注意深くご覧になり、10月22日には上天皇徳仁陛下が即位を宣言された「即位礼正殿の儀」の生中継をご覧になった。
2011年に日本の東北地方に壊滅的な被害をもたらした地震と津波が発生してから8年となった3月11日には、愛子内親王殿下は天皇皇后両陛下と黙祷を捧げられた。
第二次世界大戦で日本が降伏してから74年となった8月15日には、愛子内親王殿下は政府主催の全国戦没者追悼式をテレビでご覧になりながら正午に黙祷を捧げられた。全国戦没者追悼式には、今上天皇徳仁陛下と雅子皇后陛下が即位後初めて出席された。
時事通信社