
アラブニュースジャパン
東京:日本は火曜日、シナイ半島での国際平和協力業務の実施計画を変更し、人員の派遣期間延長を決定した。
日本は2019年4月から多国籍部隊・監視団(MFO)に司令部要員を派遣している。現在、エジプト・シナイ半島南部のシャルム・エル・シェイクに2名の日本人が派遣されている。
日本はエジプト、イスラエルとの間でMFOの停戦監視活動に関する連絡調整や、関係当局間の対話と信頼醸成の促進を支援している。
日本の外務省は「MFOへの司令部要員の派遣は、我が国の『平和と繁栄の土台』である中東の平和と安定に資するものであり、国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)への司令部要員の派遣とともに我が国の『積極的平和主義』の実践例の一つだ」と説明した。また「他の要員派遣国との連携を促進し、人材育成の機会の確保等にもなることから、引き続き、我が国が要員を派遣する意義があると考えている」とした。