
公共放送のNHKは、4日、COVID-19の変異ウイルスであるオミクロン株による感染が拡大していることから、岸田文雄首相が、今月予定されていたバイデン大統領との会談のための訪米を中止する公算が高くなったと報じた。
岸田首相とバイデン大統領は、先月英国のグラスゴーで開催された国連気候サミットに出席した際に会談し、中国など双方の懸念事項について話し合うため、年内に正式に訪米することで合意したとメディアが報じていた。
しかし、COVID-19の新しい変異ウイルスであるオミクロン株の急速な感染拡大と米国の政治情勢を踏まえ、岸田首相は、日米会談の日程を年明け後に変更することを検討中であるとNHKが消息筋の話として報じた。
ロイター