
アラブニュース・ジャパン
東京:英国リバプールで11日から12日にかけて行われたG7外務・開発相会合に出席していた日本の林芳正外相は火曜日、日本はイランが核合意交渉の協議を再開したことを歓迎すると述べた。
林氏はアラブニュース・ジャパンの質問に、「G7としてウィーンにおける核合意に関する交渉の再開を歓迎しつつ、イランが核活動の拡大を止め、迅速に合意を結ぶべきであるという認識で一致した」と答えた。
またアフガニスタンをはじめイランを含む中東情勢についても忌憚のない議論が行われたことを明らかにした。
アフガンについては、「G7として人道危機の悪化を受け、非国家チャネルを通じた基本的サービスの支援を含めて対応を強化する必要性について一致した」と述べた。
その上で、アフガンにおける包摂的かつ代表性のある政治、特に女性・女児及び少数派の人権の尊重、テロ対策、出国を希望する者の安全な移動を可能とすることの重要性についても一致したことを付け加えた。