

アラブニュース・ジャパン
東京:駐ヨルダン日本大使館とアルバルカ応用大学は2月28日、気候変動と水の問題、また研究者たちがこれらの分野の解決策をどのように開発してきたかについてのオンライン科学セミナーを開催した。
セミナーでは、国立研究開発法人・土木研究所兼ユネスコ後援機関・水災害・リスクマネジメント国際センターの小池俊雄教授が基調講演を行い、ヨルダンの水問題への気候変動の影響と、その解決策についての日本の経験を紹介した。
島崎郁(かおる)駐ヨルダン日本大使は、気候変動は今日私たちが直面している最大の課題の一つであり、日本はヨルダンの水危機の重要性を理解し、ヨルダンにおける日本の支援政策の優先事項の一つに水問題を挙げていることを強調した。
ハゼム・アルナセル元水利大臣はヨルダンの水事情と気候変動の影響について説明し、水供給システムの改善に向けた日本政府の努力を評価し、ヨルダンにおける二国間協力をさらに推進していきたいと考えている。
アルバルカ応用大学のアフマド・アル・アジュルーニ教授は講演者や出席者による貢献を歓迎し、このような重要な機会に感謝の意を表明した。アジュルーニ氏は今世紀の気候と水問題の重要性とヨルダンにとって重要な2つの問題についての議論と研究を続ける必要性を強調した。