
東京:日本が、昨年購入契約を結んでいるアストラゼネカ社の新型コロナウイルス感染症ワクチンのうち、約4,000万接種分について購入を中止した。厚生労働省当局者が月曜に国会で明らかにした。
この契約では、政府は不要な場合、供給の一部をキャンセルすることができると、同当局者は国会議員の質問への回答で述べた。日本は当初、1億2,000万接種分の購入で合意し、大半は第一三共や他の国内パートナー企業によって、国内で製造された。
アストラゼネカ製ワクチンのうち、20万回接種分が日本の地方自治体に供給され、6,300万回分が海外に寄付されたと、同当局者は付け加えた。
日本における新型コロナウイルス感染症のワクチン接種とブースター接種については、これまでファイザー社とモデルナ社が開発したmRNA型ワクチンへの依存度が圧倒的に大きかった。
ロイター