
日本の法相は、日産元会長のカルロス・ゴーン氏が金銭的不正行為に関する裁判を待つ身でありながら逃亡したのは許しがたいことであると述べ、出入国審査の強化を誓った。
森まさこ法相は日曜日に、ゴーン氏が自分はレバノンにいるとの声明を出した後に、捜査の指示を出したと述べた。
また、再発防止策として出入国在留管理庁に出国審査の厳格化を指示したことを明らかにした。
森氏はまた、今回の日産元会長カルロス・ゴーン氏の出国を受け、出入国手続きの厳格化を命じた。
ゴーン氏の「明らかな不法出国を非常に遺憾に思う」と森氏は付け加え、「徹底的に捜査して真実を明らかにする」と約束した。
ゴーン氏の東京からの出国記録はないと森氏は述べ、保釈は取り消され、インターポールが指名手配を発行したと語った。
「ゴーン氏の保釈中の逃亡には弁明の余地はなく、日本警察は彼を逮捕するために国際指名手配を発行した」と付け加えた。
東京地検もゴーン氏の出国を非難した。
「ゴーン氏は、犯した罪を罰せられるのを回避するために日本から逃亡したと言っていいだろう」と検察庁は述べた。
日本検察庁は、日本の司法制度は「すべての被告に、公正な裁判手続きを通して迅速で公平な裁判を保証している」と付け加えた。
ゴーン氏が最初に逮捕されたのは2018年11月である。
AP通信/ロイター通信