
東京:水曜日、西日本で50人近くを襲い負傷させたサルの一団を捜索していた地元当局が、人を襲撃しているサルのうち1匹を捕獲し、殺害したと関係者が発表した。
この雄サルは山口市の高校の敷地を歩き回っているところを捕獲されたが、他のサルが逃走している恐れがあり、この動物による奇妙な事件はまだ続く可能性がある。
市当局は数週間にわたり、住民を襲撃し軽い引っかき傷や噛み傷を負わせていることで全国的にニュースになった、この凶悪な一団の追跡を試みてきた。
火曜日夕方、特別に委託されたハンターが麻酔銃でサルを撃ち、最終的に学校敷地内の湖の近くで捕獲したと、地元の農業部署職員はAFPに話した。
同職員によると、このサルは、襲撃事件のうちの1件を起こしたサルと同一であることが確認され、処分されたという。このサルは推定年齢4歳で、体高は約0.5メートルであった。
山口市では、大人や子供が襲われる事件が3週間ほど前に始まって以来、パトロールが行われている。
しかし、火曜日正午現在、49人が負傷し、新たな襲撃の報告もあり、捜索はまだ続いている。
「目撃者はさまざまな体格のサルについて証言しており、捕獲後も新たな襲撃の報告を受けている」と、市の関係者は匿名で話した。
ニホンザルは全国の広い地域で一般的に見られ、一部の地域では、農作物を食べたり、家に侵入したりする害獣とされている。
しかし、山口市での相次ぐ襲撃は異例で、一部の住民は自衛のために傘や伐採バサミを持ち歩いていると地元メディアに語っている。
AFP