
連合が、2023年春闘で定期昇給と基本給を底上げするベースアップ(ベア)を合わせた賃上げ要求を「5%程度」とする方向で調整していることが18日、分かった。
物価上昇で家計の負担が増していることなどを考慮し、16年春闘以降掲げてきた「4%程度」から引き上げる。
2%の定昇を前提に、過去7年連続で「2%程度」としてきたベアの要求水準を「3%程度」に引き上げる方針だ。
20日に開く中央執行委員会で基本構想として確認し、12月1日の中央委員会で正式決定する。
ベアを要求するのは10年連続となる。
時事通信