
林芳正外相は14日の記者会見で、17~19日の日程でドイツを訪問し、ミュンヘン安全保障会議に出席すると発表した。
現地で自身が議長を務める今年初めての先進7カ国(G7)外相会合を調整していることも明かした。
ロシアのウクライナ侵攻から1年となるのを前に、「力による一方的な現状変更」に反対する日本の立場を発信する。
G7外相会合では、対ロ制裁やウクライナ支援での結束を確認する見通し。
林氏は「法の支配に基づく国際秩序を守り抜くG7の意思を改めて確認する場にしたい」と強調した。
ミュンヘン安保会議では、中国や北朝鮮の軍事活動活発化など日本が置かれる厳しい安保環境を説明し、防衛力強化の方針を示す考えだ。
時事通信