


アラブニュース・ジャパン
東京:東京の北部にある新所沢の団体が、環境庁の管轄下にある国立環境研究所による汚染土の再利用に抗議している。
環境庁は、全国のそれぞれ異なる地域において、低放射性廃棄物をリサイクルする計画である。しかし、その地域に住む多くの市民は、この計画の安全性に疑いを持っており、この実験が今後他の問題につながるかもしれないと危惧を抱いている。
12年前の3月11日、巨大な地震および多数の死傷者を出した津波によって、福島第一原子力発電所事故が発生し、居住地域に近い場所で、放射土を再利用することについての危惧を数十人の市民が、証言した。抗議した市民は、所沢駅や新所沢駅の近くで、垂れ幕を掲げた。
放射性廃棄物を処理するのに使用される場所は、所沢市の大学の近くか、自然が豊富で、多くのハイキングをする人々が使用する地域である。
この計画の説明に対するデモ活動があった後、85%の市民が反対しているので、3月末までこの計画を実施するのが中止された。しかしながら、地元の行政体および環境庁は、この計画の必要性について、市民の危惧など考慮せず、依然として地元の市民に説明しようとしているため、破棄されるまで至っていない。