
東京:宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、同宇宙機関が開発中のロケットが14日、試験中に爆発したが、負傷者の報告はなかった。
JAXAによると、東北の秋田県にある施設での事故の原因は調査中とのこと。イプシロンSロケットの試験がいつ再開されるかは不明である。
現場からの日本のテレビニュースの映像では、テストは正常に開始され、白い煙が脇に噴出している。約1分後、爆発で炎と灰色の煙が上がり、建物の屋根が吹き飛ぶのが見える。
今回の失敗は、成長が期待される小型衛星の打ち上げ市場に本格参入するというJAXAの野望を阻むことになった。
今年度はイプシロンSの実証打ち上げが予定されていたが、5月に打ち上げに失敗。JAXAは3月にH3と呼ばれる別の種類のロケットの打ち上げに失敗した。
しかし、それ以前のイプシロンは成功し、いくつかの衛星を軌道に送ることに成功している。
AP