
和歌山県は18日、新たに3人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。
3人は済生会有田病院に入院していた60代男性と、同病院で既に感染が判明していた医師の息子の10代男性のほか、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で一時、DMAT(災害派遣医療チーム)として活動していた30代男性看護師。
これで、県内で感染が確認されたのは12人となった。
一方、相模原市は18日、感染して死亡した女性が一時入院し、女性看護師の感染も判明した相模原中央病院で、接触のあった入院患者12人と病院職員57人を対象に検査を行った結果、新たな感染者はいなかったと発表した。看護師の家族や、看護師が受診した別の医療機関の関係者に対し、追跡調査を行う。
和歌山県湯浅町の済生会有田病院の男性外科医が新型コロナウイルスに感染していた問題で、同県は15日、同僚医師の50代男性ら3人の感染を確認したと発表した。
仁坂吉伸知事は院内感染について「否定できない」と述べた。
他に感染が確認されたのは、同僚医師の50代の妻と、入院患者の60代男性。
JIJI Press