

東京:日本の南西部、沖縄県と鹿児島県の約16万6000世帯が停電している。台風の動きが遅く、大雨と突風をもたらし続けているため、被害が拡大する可能性がある。
気象庁によると、東シナ海にある台風は北西にゆっくりとした速度で進み、時速222キロ(138マイル)の突風を伴っている。気象庁によると、この台風は火曜日にかけて東に進路を変え、日本本土に向かうと予測されているが、進路は未定だという。
日本の首都東京から南西に約1600キロ(1000マイル)離れた人気の観光地である沖縄では、木曜日の朝の時点で2人が死亡したとNHKは伝えた。総務省消防庁によると、沖縄県と鹿児島県で計41人が負傷した。
那覇空港は沖縄の首都に位置し、人気の観光地への主要な玄関口である。それでも304便が欠航したと運輸省は発表した。
沖縄電力のウェブサイトによると、日本時間午前10時36分(0136GMT)現在、全世帯の約4分の1に当たる160,040世帯が停電に見舞われているという。
また、九州電力によると、沖縄の北に位置する鹿児島県の奄美群島では、午前9時現在、約6,550世帯で電力供給が停止している。
台風12号の影響で、台湾北部でも木曜日に学校や企業が閉鎖され、40便近くの国際便が欠航した。
ロイター