
天皇陛下は8日午前、先進7カ国(G7)下院議長会議に出席するため来日中の各国下院議長らと皇居・宮殿で面会された。
ウクライナ最高会議のステファンチュク議長を含む各国の8人と、体調不良で入院した細田博之衆院議長に代わって海江田万里副議長が出席。陛下は一人一人からあいさつを受けた後、ソフトドリンクを手に懇談した。
宮内庁によると、ロシアのウクライナ侵攻後、陛下が同国要人に会うのは初めて。ステファンチュク議長が、避難民受け入れなどの日本の支援に感謝したいと述べると、陛下は「ウクライナの国民の方々は大変困難な状況に置かれていると思います。
一日も早く平和が回復されることを祈っています」と話したという。
時事通信