
アラブニュース
ドバイ:首長国連邦通信社(WAM)が土曜日に報じたところによると、アラブ首長国連邦保健省はイラン人観光客とその妻がコロナウイルスに感染したと発表した。
感染が確認された70歳の男性は不安定な容態で、集中治療が行われている。64歳の妻は感染者と接触を持った人物のスクリーニングの中でウイルス感染が診断された。
土曜日にこの2名への感染が確認されたことで、アラブ首長国連邦でのコロナウイルス感染者は全13名となった。現在のところ、うち3名は全快している。
金曜日の同省の報告によると、非常に効果の高い疫学的な監視体制に従っており、健康診断や感染者と接触を持った人物の監視など、効率的な予防を保証する必要な予防措置は全て取られているという。
また、世界保健機関(WHO)のガイドラインと基準に沿って全て行われたと同省は付け加えた。
予防措置に従い、同省およびアラブ首長国連邦保健機関の公式ウェブサイトで見ることができる啓発のための説明文章を確認することを国民に求めている。
「加えて石鹸と清潔な水での手洗いや、細菌やウイルスを拡散させないため咳やくしゃみの際に口元を覆うなど感染症を防ぐための健康を保つ行動をとるよう国民にお願いしたい。」と同省は述べた。