

ジュネーブ】国連パレスチナ難民局は火曜日、2週間にわたるイスラエルの激しい攻撃で人道的危機に陥っているガザへの人道支援の流れを妨げないよう呼びかけた。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のタマラ・アリファイ報道官は、「私たちは、ガザへの人道支援と医療支援の流れが、妨げられることなく継続することを求めます」と述べた。
「これまで入ってきたトラックは、路上の人々の莫大なニーズの前では、ほんのひとしずくでしかない」。
国連総会は木曜日に開催され、ハマス過激派によるイスラエル攻撃によって引き起こされた紛争について討議すると、国連総会議長は加盟国への書簡で発表した。
安保理はこれまでのところ、この戦争に関する決議案に合意できていないが、アラブ諸国を代表するヨルダン、ロシア、シリア、バングラデシュ、ベトナム、カンボジアを含む多くの国が、デニス・フランシス総会議長に対し、会合の日程調整を正式に要請した。
先週、国連安全保障理事会はイスラエルとパレスチナの問題で定期的に分裂しており、「人道的一時停止」を求めるロシアの決議案を否決した。
この決議案は、民間人に対するすべての暴力とすべてのテロ行為を非難するものであったが、米国、英国、フランスにとっては容認しがたい脱落であったハマスの名前はなかった。
ブラジルが提出した第二の決議案は、イスラエルの自衛権に言及していなかったため、ワシントンは拒否権を行使した。
ハマスによる凶悪なテロ攻撃」も非難したこの決議案には、15理事国中12理事国が賛成票を投じたが、ロシアと英国は棄権した。
反対票を投じたのは米国だけだったが、安保理常任理事国5カ国のうちの1カ国である米国の票は拒否権にあたる。
安保理は、木曜日午前10時(日本時間14時)からの総会に先立ち、火曜日にこの問題を討議する予定である。
ロイター/AFP