
アンカラ: トルコのエルドアン大統領は25日、イスラエル軍とパレスチナ軍間の即時停戦を強く求めると共に、イスラム諸国は恒久的な平和のために共に行動しなければならないと述べ、イスラエルに対し攻撃を停止するよう圧力をかけることを世界の列強に呼びかけた。
エルドアン大統領は、議会で与党議員らを前に演説し、人道支援のためにラファの国境検問所を開放し続ける必要があり、早急に人質の交換を行うべきだと述べた。
さらに同大統領は、ガザの過激派組織ハマスに対するイスラエルの「非人道的な」攻撃を理由に、「イスラエル訪問を計画していたが、中止となった」と述べ、ハマスを自分たちの土地のために戦っている「解放者」であると位置づけた。加えて、イスラエルがトルコの善意に付け込んだこともイスラエル訪問中止の理由として挙げている。
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