
アラブ首長国連邦、ドバイ:分離独立派勢力のメンバーと見られる集団がイラン南東部の警察署を夜間に襲撃し、11人が死亡、数人が負傷したと国営テレビが15日に報じた。
スィスターン・バルーチェスターン州のアリ・レザ・マレマティ副知事は、テヘランの南西約1,400キロ(875マイル)に位置するラスクの町で、午前2時に襲撃事件が発生し、警察幹部と兵士が死亡したと語った。
襲撃犯の一部は、警察との銃撃戦で死亡したという。
国営テレビは、分離独立派勢力のジャイシュ・アル・アドルによる犯行だと報じた。2019年にジャイシュ・アル・アドルは、バスを狙った自爆テロでイラン革命防衛隊の27人を死亡させ、犯行声明を出していた。
ここ数か月、過激派や小規模な分離独立派勢力が限定的な反政府暴動を起こし、警察署を襲撃する事件などが多発している。
AP