
アンマン: ヨルダンのアイマン・サファディ外相は月曜日、国際社会がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に中東をより広い地域の戦争に引きずり込むことを許すことは容認できないと述べた。
国営メディアによると、サファディ外相は、フランスのカトリーヌ・コロンナ外相との電話会談で、イスラエルがガザで死と破壊を続けていることから、戦争拡大の危険性が「日増しに高まっている」と述べたという。
サファディ氏は、ネタニヤフ首相の右派民族主義連立政権は、西側諸国を地域戦争に直接巻き込もうとしており、それは「地域をさらなる紛争と破壊に陥れるだけだ」と付け加えた。
「イスラエルのガザに対する侵略は、人間的、法的、道徳的な限界を超えている」とサファディ氏は述べ、国連安保理が戦争を終結させるための強制決議を採択することを妨げる口実はもはやないと付け加えた。
ヨルダン政府高官は、国連安保理がこれまで停戦を課さなかったことは、「二重基準と国際法の選択的適用を反映している」と述べた。
サファディ氏によると、ヨルダンとフランスは、パレスチナ人がガザの外に大量に移住することに反対しており、イスラエルは、ガザ北部から逃れてエジプト国境に近い南部に押し込められた230万人の住民の多くを帰還させるべきだという点で意見が一致したという。
ロイター