
カイロ:エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣が先日、国連のガザ地区担当人道復興上級調整官のシフリット・カーフ氏と会談した。
両者は会談で、ガザの悲惨な人道的状況と、公共サービス、病院、および救援団体の活動を確実に支援しながら、パレスチナ人への援助を拡大する必要性について話し合った。
シュクリー大臣は、援助をより速く提供するための国連の機構を迅速に設立することなど、国連安全保障理事会の決議条項を実行するにあたり、エジプトがカーフ氏を支援することを約束した。
また、同大臣はイスラエルに対し、カーフ氏の任務遂行を妨害するのではなく、支援することを約束するように求めた。
同大臣は、「現在の悲惨な状況」においては支援物資の搬入が直ちに必要であり、停戦を実現することが、ガザ地区の悪化している人道的危機を終わらせる最善の方法であることに変わりはないと述べた。
北シナイ県のエル・アリーシュ国際空港とラファの国境検問所を17日に訪問する予定であったカーフ氏は、エジプトがガザに関する調整役となってくれることに感謝した。