
ドバイ:イラン大統領の法律顧問は、米国司法省の声明に応答し、イラン船が拿捕されることがあれば、イランは返礼すると、木曜日に、イラン国営メディアに話した。
今月、米国司法省は、「革命防衛隊」の資金調達網を取り締まるため、50万バレルを超えるイランの燃料を押収したと発表する声明を出した。
「もし、イラン船が拿捕されることがあれば、我々も返礼する。この点について、合法的な手段は閉ざされていない」とモハマド・デガン法務担当副大統領が発言した。さらに、副大統領は、米国当局が、イラン船舶を拿捕したかどうかは確認できないと話した。
イラン司法制度の裁判所命令は、しばしば、革命防衛隊による外国のタンカー拿捕の根拠となってきた。
昨年末以来、イエメンで親イラン・フーシ派戦闘員らが、イスラエルと紛争中のパレスチナ人ハマス集団を支援するため、船舶を標的にしており、世界の海運が紅海で妨害されている。
ロイター