

パレスチナ自治区、ガザ市: 米国の慈善団体は金曜日、キプロスから戦争で荒廃したガザに海上回廊を通して送られた食糧援助の最初の出荷を荷揚げしたと発表した。
「ワールド・セントラル・キッチンは現在、桟橋につながったはしけから荷を下ろしている」と同団体の広報担当リンダ・ロス氏は語った。
イスラエル軍は、オープンアームズ号がガザ海域に到着したことを確認し、イスラエル軍が “この海域を確保するために配備された “と述べた。
「船は包括的な保安検査を受けた。
「船には130パレットの人道支援物資、115トンの食料と水が積まれ、12台のWCKトラックに積み込まれた。
同船を運営するスペインの慈善団体『オープンアームズ』は、5ヶ月以上にわたる戦争の後、飢餓の危機に瀕しているガザ住民のために200トンの食糧を積んだはしけを牽引していた、と以前に発表している。
「イスラエル軍は、「人道援助物資の調整は、民間企業との合意に従って行われた。
「人道支援物資の輸送は、海上封鎖を破るものではないことを強調しておく。
10月7日のイスラエル南部への前代未聞の攻撃により、現在も続く戦争の引き金となった過激派組織ハマスが、2007年以来ガザを支配している。
イスラエルは同領土を長期にわたって封鎖している。
陸路で救援物資を運ぶトラックは十分でないため、空路と海路で救援物資をガザに運ぶ努力が重ねられてきた。
ガザに最も近い欧州連合(EU)加盟国であるキプロスは、オープンアームズ号が任務を完了した後、2隻目の大型船舶を準備中であると発表した。
AFP