

カイロ:ガザの保健当局によると、火曜日未明、ラファとガザ地区中心部へのイスラエル軍の空爆により、20人のパレスチナ人が死亡した。
ガザ保健当局によると、100万人以上のパレスチナ人が避難しているエジプト国境に近いガザ南部の都市ラファでは、複数の家屋やアパートを襲った空爆で14人が死亡、数十人が負傷した。
また、ガザ地区中央部のヌセイラット難民キャンプの家屋への空爆で、さらに6人が死亡したという。
ガザ・シティから南へ約14キロに位置するガザ中央部の町デイル・アル・バラでは、爆発音と雷鳴混じりの雨が、テントキャンプで避難生活を送る家族の悲惨さに拍車をかけた。
デイル・アル・バラで5人の父親を持つシャバン・アブデルラウフさんは、チャットアプリを通じてこう語った。
「以前は雨が降るのを待ち、遅ければ神に祈ったものです。今は雨が降らないことを祈っています。避難民にはすで十分な不幸があります」
紛争は、10月7日にハマスの戦闘員がイスラエルに突入し、イスラエルの集計によれば、1,200人を殺害し、253人の人質を捕らえたことから始まった。それ以来、イスラエルの攻撃によって、パレスチナの保健当局によれば、31,000人以上のガザ人が死亡している。
停戦交渉は月曜日に再開される予定で、イスラエルの代表団がカタールに向かう。
「カタールからの朗報を心待ちにしている。今度こそ実現するのだろうか?ガザの200万人以上の人々が、そうなることを祈っています」とアブデルラウフさんは語った。
ロイター